ゴールデン街にいる外国人は恵みをもたらす救世主か、それとも文化を破壊する侵略者か。

昨夜、ゴールデン街に2年ぶりくらいに行ってきた。

まず外国人の多さにビックリした。

新宿で外国人が多い場所は都庁の展望台か、ゴールデン街かっていうくらい多い。

近年、景気が悪かったこの街は外国人に知られ今非常に活気がある街として復活している。

店側も英語で看板を出しているとこもあり、外国人ウェルカムな雰囲気が漂っている。

Theゴールデン街みたいな店に、白人4人がずらっと並んでる姿は、シュールでそれはそれで趣があり微笑んでしまった。

外国人からしてみれば、大都会新宿のど真ん中にこじんまりとしたノスタルジックな飲食店が200件も集合しているゴールデン街が魅力的に映るのだろう。

まさにクールジャパン。

こういう日本独特のディープなお酒の文化が外国人に知ってもらうのはいい事だ。

ただここは、あくまでディーブなスポットだ。

来る人の個性が強烈な店、客のこっちが店主に気を使うような怖い店、ガラガラ声でタバコを吸うババアのプチボッタクリ店、きったない女装バー等

こういう店がないとゴールデン街ではないと思う。

確かに今もそういうアングラなバーはまだまだ健在だ。

ただ、今後更に外国人客が増えて、外国人をターゲットにした店が増え続けるとそれはそれで問題だ。

ゴールデン街=アングラからゴールデン街=外国人の観光地になってしまうとそれはもうゴールデン街ではない。

ゴールデン街はアングラではなくてはならない。

酒を飲んで周りの人と酒を飲む。

これが酒場では全てだ。

外国人は日本語を話せない。

日本人は英語が下手くそだ。会話にならない。

ここで、バーのオーナーが英語を話せる人を雇うとしよう。

そうすると外国人の客ばかり来るようになる。

外国人の客が増えるとエセインターナショナル日本人が外国人との出会いを求め、まるでゴールデン街には似つかないような人種が流れてくる。

こうなると、日本人にはモテないけど少し英語を話せる白人好きバカ女が増える。

ここは六本木ではない。

これは迷惑だ。ゴールデン街でパン助と白人男の会話なんて聞きたくない。

とうように外国人はゴールデン街のいいところを壊しかねないと懸念している。

閉ざされた世界だから個性的な文化というものが生まれるのだ。

なんでもグローバル化するのはつまらない。

グローバル化というの要は西洋化。

極東にある日本という島の首都の東京新宿の小さなバーの集合体。

ここくらいは閉鎖的ではいいのではないか。

という心配を勝手にしながら二軒目にベテランの婆さんがやってる飲み屋にたどり着いた。

ハイボールを頼むとすぐに新たに客が入ってきた。

白人3人組だ。

そこで僕はゴールデン街に来る外国人をどう思うか婆さんに訪ねてみた。

どうやら外国人は金を使わないから嫌いらしい。

ただ、オーストラリア人だけは金を使うから好きらしい。

と話をしていると、3人組の外国人客に帰るように命じはじめた。まだ30分ちょいしか滞在していないはずだ。

「お前ら、酒1杯くらいでちびちび店に居座るんじゃないよ。」

可愛そうな気もしたが、なんとなく安堵した。

ゴールデン街っぽい瞬間を目にし嬉しくなった。

これがゴールデン街どうかは僕の思い込みかもしれないが、これが僕の求めてたゴールデン街の姿勢である。

また今度来よう、ゴールデン街。

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