世界史のテストで0点を取った少年は5年後、ローマ人の物語に淫する

タイトルは俺のことです。

確か高3の頃、世界史のテストで0点をとった。

授業はクソつまんないし、世界史に全く興味がない、勉強する気も起きない。

狙ったわけでなくガチの0点。

もちろんその学期の通信簿の世界史の評価は10段階で最低の1。

慈悲などない。

そこにパクス・ロマーナはなかった。

ローマ人の物語との出会い

時は変わり西暦2010年代になった。

ベルルスコーニがお茶の間を賑わせている。

勉学を放棄した代わりに、本を読むことを好きになった少年はある壮大な歴史大作に出会う。

塩野七生氏のローマ人の物語だ。

俺はこの本を心の師から勧められ読み始めた。

単行本でなく文庫本で読んだ。

まずは、尊敬する人が勧める本だから全然読んでる内容が頭に入らなかったけど、我慢して読んだ。

王政時代のローマは神話から始まった。

正直気合でなんとか王政時代のローマを読み終えた。

いつの時代もスターがいないと物語は面白くない。

読書の習慣がなかった俺でも武将のスーパースターが生まれた時代には、いつの間にか引き込まれた。

ハンニバルとスキピオ・アフリカヌスだ。

この章は興奮した。

歴史でこんなに興奮したのは初めてだった。

俺はもうこの時点でローマ人の物語に夢中だった。

家でも外でもずっと単行本を読んでいた。

カエサルを知る

塩野七生氏が恋する歴史上の人物。

ユリウス・カエサル。

この辺から歴史の点と点がつながり線になり、世の中が面白く感じた。

俺が1番大好きな格言がカエサルの言葉だ。

人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。 多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。

20代前半だった少年はこの言葉の重要性を直感的に感じ取った。

それ以来この言葉は自分への戒めとなった。

世界を自分の都合のいいように捉えていないだろうか。

他人の発言を、自分の都合のいいように昇華していないだろうか。

その前に足元見ろや自分。

などなど。

未だに地に足はついていないけれど、この言葉を知っているかと知っていないかでは、違った人生になるのではないか。

ローマの歴史には、現代人にも響く変わらぬ大事なことが詰まっている。

この本に出会いイタリアに旅行する

少年は仕事を辞め、念願のVacanzaを渇望し1ヶ月のイタリア旅行に出た。

成田からモスクワを経由してローマにたどり着いた。

初めてのオチデント。

本で読んだ憧れの地に俺の足がしっかり重力とタッグを組み存在する。

この時点で人生最高のときとなることを確信した。

ローマから始まり、ユーロスターに揺られナポリ。

ポジターノ、アマルフィー、ポンペイ、ソレント、カプリ島、イスキア島

ベネチア、フィレンツェ、ボローニャ、コモ、ミラノ

足りない、足りなすぎる。金と時間。

ローマ人の物語を読んだ人と読んだことない人ではイタリア旅行で感じる爆発的な感情はあまりにも違いすぎる。

塩野七生さんありがとう。

このイタリア旅行は俺の心の中の宝物として未だに静かに輝き続けている。

あまりに素晴らしい体験をすると、またイタリア旅行に行くことにビビっている自分がいる。

あーイタリアいきたい。

その前にまーずーはーニューヨークだ。

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